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心 (雑誌)[こころ]
『心』(こころ)は、日本の月刊文芸雑誌。安倍能成、武者小路実篤、辰野隆、長與善郎、佐藤春夫等を中心に、占領下において日本文化を擁護すべく、1948年(昭和23年)7月号より創刊した。最終号は1981年(昭和56年)7・8月合併号。雑誌名の由来は夏目漱石「こころ」。 創作よりも随筆や人文研究の評論が多かった。基本的に同人誌なので発行元が度々変更された。実篤が没する1970年代半ば辺りからは、串田孫一等が最終号まで編集担当し、平凡社で発刊された。大正教養世代の特色の強い雑誌で、執筆者・読者層共に明治生まれの世代が中心のため、1970年代に入ると同人の物故者が多くなったが、昭和生まれの高階秀爾や村上陽一郎等、21世紀に入った現在でも、活動している学者たちも執筆している。
== 同人 == 同人(生成会)メンバーは鈴木大拙、柳田國男、志賀直哉、小宮豊隆、中勘助、柳宗悦、和辻哲郎、天野貞祐、田中美知太郎、谷川徹三、新村出、福原麟太郎、竹山道雄、下村寅太郎、高坂正顕、松方三郎、嘉治隆一など多数で、白樺派や漱石・森鴎外・西田幾太郎の弟子達で、旧制高校・旧帝国大学の教授出身者を軸に活動していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「心 (雑誌)」の詳細全文を読む
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